OutSystemsエンジニアの猛勉強ブログ

初心者OutSystemsエンジニアのブログです(ぺこり)。

OutSystems戦記最終話「MAXコーヒーのおいしさは常にマックス!! 」

昨日は上司の「M・ゲイツ氏」を登場させただけでアクセス数が4倍になりました。
恐ろしいパワーです。なぜ、こんなに差が付くのだろう?と思うと小林は少し悔しい気持ちになりました。今回は真面目なエントリーのためMAJIMEにw執筆しています。

 

で、前回までのエントリーで在庫変動アプリは無事完成しました。
なので完成画像を見ていきます。まずは日本で一番美味しい缶コーヒーこと「MAXコーヒー」を5,000個仕入れます。

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ちゃんと5,000個が在庫データベースに格納されていることが確認できます。
一番右側が在庫数です。

 

次に、MAXコーヒーに対して3,000缶の注文が入りました。買ったのはエリックの奴です。

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そう、エリックはMAXコーヒーが大の好物だったのです。まあ、世界首都千葉周辺にしか売っていないから、日本に出張したときに一気に3,000缶ほど購入したのでしょう。

通常の千葉人的行動とも言えます。
エリックが取った行動はとても人間らしいです。
物を購入するとき人間は論理的に考えて購入するのではなく、物欲という欲望(非合理性)を抑えきれないから購入してしまうのです。

必要性ではないのです。
アイドルと握手をしに行くのは生きていくために必要だから行くのではなく(必要な人もなかにはいますがw)その衝動を抑えきれないから握手会に行くのです。

この注文によって、人間がなにもしなくてもソフトウェアがひとりでに在庫の数量を3,000個減らしてくれているかどうかをいまから確認します。

よって、いま一度在庫アプリに戻ります。

 

すると

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人間がなにもしなくても、自動的にMAXコーヒーの在庫数が2,000個になっています。3,000個の注文が入ったため、アプリが自動的にその分を差し引いてくれたということです。

前回までがんばって書いたコードが自動的に実行されていることが確認できました。また、なぜ変数を使っているのかもよく分かります。変数Xのなかに3,000個を入れたため在庫量は2,000個に減りましたし、1,000個の注文を入れたらのなら、在庫数は4,000個になっていたはずです。

つまり変数を使うのはどのような数値にでも対応するためです。自動販売機に500円入れても、200円を入れても130円差し引くと、370円や70円のおつりが自動的に自販機から出てくるのも変数を使っているからです。

Xに何を入れても対応できるようにするのがITエンジニアの仕事です。
だから、システムを作ってしまえば、もう人件費が掛かりません。コンピューターが計算してくれるからです。そしてこのような自動化の装置を作ってくれる企業のことをシステムインテグレーター(SIer)と呼びます。

MAXコーヒーは非常に美味しいため、(私はコカコーラ社の工作員ではないw)世界首都千葉へ訪問された人間はみなこぞって購入します。

よって今度はトム少年も世界首都CHIBAへ寄った際にMAXコーヒーを3,000缶注文しました。

 

在庫は今、エリックのアホが3,000缶注文したあとのため、2,000缶しか残っていません。
この状況でトム少年が

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3,000缶注文すると・・・

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在庫にいま2,000缶しかなかったため、購入できないようアルゴリズムが分岐を選択し、動作したことが確認できます。
正常にプログラムが動作された証左です。

 

<アプリを作り終えた感想>
とても現場で役立つプログラムだと感じました。
やっていることはとても高度なことのため、必然的に日本語字幕も難しくなってきています。

しかしながら、OutSystems Platformでコードを書くと工数がとても削減できるため、今回のような変更要求に対してすぐに対応することができます。 

こういう良質なトレーニングをたくさんやっていくことは初心者にとって、とても意義のある行為だと感じます。
実際にスキルアップを実感できるためです。

在庫変動アプリが作れるようになったら、履歴書にもバッチリ書けるし、良いトレーニングだと感じました。あと、Assignは変数をセットするアクションだと書いてくれないと初心者は理解するのに相当な時間が掛かると感じました。

 

(次のトレーニングに続きます)