最難関ディレクトリ(番地)の選択について後編
OutSystems Platformで一番難しいのはディレクトリ(番地)の選択です。
トレーニング動画を見ながらアプリを作っていても番地の選択だけはまるで意味が分からないです。
ここで諦めてもいいのですが、とりあえず模倣すればアプリは完成するため、最後まで作っていきます。
ここも
新しく出てきたメソッド(操作)に対しての説明がないため、何をしているのかが分かりません。
ここで諦めない人間は非常に数が少ないと思います。
とりあえず、何をしてるのか分かんないので模倣します。
説明がないため、それ以外の方法がない。
画面上に日本語が「に」しかない。
ここら辺作っているときは何をしているのかが分からないまま作っていました。作り終わった今も何だったのか分からないままです(笑)。
分からないままでもアプリは作れるから(楽しくはないけど)とりあえず、英語のコードを書いていく
訳の分からない記号に訳の分からない英文を書いていく。
当然何をしているのかも分からない。
それでもアプリは作れるのです。
多分、日本語訳したらアホみたいに簡単ですよ、これ。
英語だから難しいってだけです。
OrderItemDetailページのアルゴリズム完成
アルゴリズムは完成した。完成したのだが、何をやったのかが分からない小林なのであった。辛いけど無視して先へ進めます。
エンジニアって簡単なことは簡単に説明するのに、難しいことになるといきなり難しい言葉でしか説明できなくなる人たちです。
いまに見ておれ!
の精神で、とりあえずアプリを完成させてしまいます。
何言ってるのかさっぱり分からない。
TableRecordsのOrderItemIdを渡す?
データを引数として投げ入れるということだと思う。
分かんないけど、先へ進みます。
着いていくのが精いっぱいで、意味は理解できず、だけど、とりあえずは模倣して作ります。番地の選択以外は超簡単なので、画面上に英語しか出てこないため、英語嫌いな人は相当辛い思いをすると思います。
個人的に分からないところは無視して先へと進んでしまいます。
何言ってんのかまるで分からない。
だから、指を動かし体で覚える!!
“OrderItemTable.List.Current.OrderItem.Id”
この番地の意味もまったく理解できずただパクっています。
Idを選択するとなぜ削除になるのだろう?
説明がないです。
それ以前にOrderItemTableって何よ?
List.Current.のListとCurrentの違いもよくわからないままです。
その前にCurrentってなんのことなのかも理解もできず、説明もなくただひたすら動画と同じものを目指して作っていく。これは難しいのではなくて何をしているのかが分からないということです。
ただ、何しているのか分からなくても手を動かせばアプリは完成します。 なんで、できたのかはまるで理解できませんでしたが。
で、必死になって動画にしがみついてたら、いつの間にか完成していた。
完成画面1
MacBookを1つ注文している小林のアプリの画面。
登録された商品は無事に注文できる業務アプリが完成した。
だけど、このアプリはまるで面白みがないです。
なぜなら、新商品を登録できないからです。
だから新商品を追加できるアプリを作りたいです。
そしたら「レフトハンドソード」や「黒のガラドリエル」、「ジルコンの斧」、「月下美人」を追加で商品登録するのですが、このトレーニングにおいてはそこまでやらないみたいです。
作っているときは注文伝票よりも「ロマンシングSaGa3」作りたいなあとか、ポケモンの原型となった初代SaGa2(秘宝伝説)も捨て難いなあとか、さらに言えばSaGaシリーズの原型はファイナルファンタジーⅡなのだよとか、独り言言いながら、訳分からんコードをコツコツと書いてました。
ほんとうに、当時のスクウェアはアートの世界で、あの時代はまだグローバル化もしてなくて、株主が弱かった時代でした。当時のスクウェア(現スクウェアエニックス)は3年とか4年とかずっと赤字で、それでも、誰からも批判されることがなかった。
一生懸命にゲームを作って、開発に3年くらい掛かって、それまでずっと赤字。そういう時代でした。全身全霊になってユーザーへと向かってくるクリエイター。それを迎え撃つべく発売日の前日からゲームが欲しくて学校休んでビックカメラの前でテント張って(笑)、そういう時代でした。
クリエイターはすべからくユーザーに最高のゲームソフトを捧げたかった。だから、ユーザーも発売日をいまかいまかと待ち遠しかった。ほんとうに感謝以外の感情が、なにも思い浮かばないです。発売日は胸がドキドキした。本気で待ち遠しかった。そんな時代、相思相愛の時代でした。あれこそが、最高の信頼関係だと思っています。セコイことをどちらもしなかった。
ああいう人たちに、一人あたりのユーザーからどれだけ多く課金できるのか?ではなくて、どれだけ多くの人たちにゲームソフトを楽しんでもらえるのか?そういうお客様のことを第一に考えてくれるソフト開発会社に、お客様を大切にしてくれる開発会社にこそ、このOutSystemsを使ってほしいです。
そんなこと考えて作ってたら、アプリが完成しちゃってた。
<アプリ作り終わっての感想>
何やってるのかよく分からなかった。
番地の選択だけ意味がまるで理解できない。
あと、難易度が高くなると説明が雑になる。なんでやねん。
分からないため、動画の説明通りに模倣するとアプリが作れてしまう。
しかも、ものの数分で業務用アプリケーションが開発できてしまう。
だけど、なにをやっているのかが分からないからこれではいけないと思った。
けど、初心者にはどうしようもないため、とりあえずトレーニングを続ける他ないと思った。
現場へ入ってしまえば毎日OutSystemsを沢山使えるため、勝手に覚えると思う。
なので、ここら辺までトレーニングをしたらもう現場へ行って、習うより慣れろで問題ないように思われる。
そういうものだと割り切ってしまったほうが一気にスキルが伸びると思った。とりあえず、バグが一度も出ないのは素晴らしい。あと、とんでもないスピードで開発できてしまうのも素晴らしい。
だけど、何をしているのかが分からないため、基礎を抑えたらすぐに現場に出て大量に仕事をしたほうが伸びると小林は思った。
(次のトレーニングに続く)